スクエアゼロにある東洋軒への行き方が分からない!
東京駅のどこにあるの?
この記事では「東京駅のスクエアゼロにある東洋軒への行き方」を紹介しています。
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東洋軒:スクエアゼロ店への行き方
東洋軒は、グランスタのマップのここにあります。

「あの有名な東洋軒のブラックカレーが、今、東京駅のスクエアゼロでサクッと食べられるんだよ」
食通の友人からそう聞いて、私の頭の中は驚きでいっぱいになりました。「え、あの明治創業の、三重の老舗洋食店『東洋軒』が?」「東京駅の、あのイベントスペースみたいな場所で?」と。伝統ある本格的な味が、そんなカジュアルな場所でどう表現されているのか、強い興味を引かれて、先日初めてお店を訪ねてみました。
場所は、丸の内地下中央口を出てすぐの「スクエアゼロ」。
お店は、レストランというより、洗練されたモダンなカウンターという佇まい。その効率的で現代的な雰囲気と、「東洋軒」という看板が持つ歴史の重みのコントラストが、まず非常に面白いと感じました。

メニューを見るまでもなく、注文は決まっていました。もちろん、名物の「ブラックカレーライス」です。
カウンターで受け取ったカレーを見て、まずその色に息をのみました。
本当に、艶のある「黒」。今まで見てきたどんなカレーとも違う、深く、吸い込まれるような色合いです。そして、立ち上る香ばしい香り…。これはただのカレーではないと、食べる前から確信しました。
スプーンですくって、一口。
…衝撃でした。口に広がるのは、スパイスの刺激的な辛さではなく、玉ねぎの甘みと松阪牛の脂の旨みが溶け込んだ、どこまでも奥深い「コク」と「香ばしさ」なんです。小麦粉と香辛料をじっくりと焙煎して作られるという、伝統のルウのなせる業なのでしょう。ほろほろと崩れるほど柔らかいお肉も、たまりません。これは、大人のための、非常に贅沢な味わいです。
そして何より驚くべきは、この歴史と手間が詰まった一皿を、注文してからほんの数分で、しかも東京駅のど真ん中でスピーディーに味わえるという事実。
これは、もはや「駅ナカグルメ」の革命です。
隣では、お土産に名物の「ブラックカレーパン」を買っていく人もたくさんいました。次は絶対に、新幹線のお供に買って帰ろうと心に誓いました。
友人の言う通りでした。
スクエアゼロの東洋軒は、単なるカレーショップではありません。それは、日本の洋食史を築いた伝統の味を、現代のライフスタイルに完璧にフィットさせた、素晴らしい「食の体験」の場所でした。
これからは、「東京駅で何か美味しいものを」と思った時、真っ先にこのブラックカレーが頭に浮かぶことでしょう。最高の出会いでした。
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